お知らせ
「先輩のお家」では柱建ての日、工事終了後に上棟式を執り行いましたが、当社では柱建てに携わった大工さん全員、上棟祭へ参加させて頂きました。
その後は冷たいビールで乾杯!!・・・っと行きたいのですが、今は昔と違い現場で飲むことが無く、お客様のご厚意で折詰やお酒を頂き、各自家に戻ってから祝杯を頂いております。
私も普段は遅くまで仕事をすることが多いのですが、さすがに柱建てを行った日だけは帰ったらすぐ缶ビールを掴んでしまいます(笑)
僕の仕事と言えば、現場でお仕事することはもちろんありますが、机に座って仕事をすることもあります。
見積書や請求書、注文書の作成、給料計算や材料の発注、在庫やお金の確認などさまざまですが、特に机に座ってするもっとも多い仕事が「間取り図」の作成です。
お客様に納得のいく家を造るためには、十分に納得出来る「間取り図」を作る必要があります。
今まで4~5回で納得のいく図面を完成出来たお客様もいれば、10~20回も図面を描き直したお客様もいます。ただし、1~2回の図面で納得を頂いたお客様は一人もいません。
家とは打ち合わせをすればするほど良い家が出来ます!
先日もまた新築を検討されてるお客様をご紹介頂きました。
まずはお客様の要望に最大限お答え出来る図面を創ることが肝心。
そんな仕事をしているとつい日付が変わってしまうこともあります。
さすがに5月を過ぎてきますと、どの業種の方々も多忙になり「猫の手も借りたい」くらいに忙しいシーズンとなってきました。
しかし、当社でもこの時期が一番の稼ぎ時でもありますし、冬の間少し楽をした分、今が一番の頑張りどころでもあります!
そんな中、「宮地のお家」の解体作業が始まりました。
その最中に、お施主様と会話している中で、今まで何十年も住んできた家に対する「寂しさ」という思いが感じ取られました。
今まで住んできた人でないとわからない思いだったと思います。
我々職人は、新しく命を宿る家に対しては「魂」を込め、完璧な家に仕上げようと仕事に精進しますが、家を壊す作業には正直その思いは欠けていると思います。
今回のお施主様の会話でまたひとつ勉強になりました。
新しい良い家を造る、そしていつまでもいいお付き合いを続ける為には、過去の家にも思いをもって仕事をするってことを・・・。
今後は「壊す」仕事でも「思い」を込めて仕事していくようにします!
本日、大安吉日、快晴の中、無事に上棟致しました。
昨今の柱建てと言えば雨の日が続いておりましたが、今回は雨の心配が全く感じられない快晴の一日でした。
「長期優良住宅」ともあって骨太な構造ともなっており、建物が一段と大きく見えます。
これから梅雨の季節にもなり日に日に暑くなると思いますが、8月の完成を目指し今日もまた仕事に奮闘してきます。
「板柳のお家」のお引渡しが無事に終えました。
今までのお客様の中でも最も若く、若干23歳でのマイホーム造り。
「妻と6月に産まれてくる子供のために家を建てたい」が、初めてお会いした時の頂いたお言葉でした。
目標は定年退職までには住宅ローンを完済すること。十分大丈夫でしょう。
お客様が定年を迎えるころには私はまだまだ現役の70代です。今生まれて来るお子さんが、家を建てるときにもお世話になるかもしれませんね。
末永いお付き合い、どうぞ宜しくお願い致します。