お知らせ
この時期になると、朝の日課は作業場の薪ストーブに火を入れること。
そして、その薪ストーブのやかんで缶コーヒーを温めておきます。
従業員たちに対する、ちょっとした気遣いです(笑)。
そんな中、「リンゴの倉庫」もついに完成いたしました。
お施主様よりリンゴの収穫までには完成して欲しいとのお約束でしたが・・・、とりあえずお約束までには間に合い一安心です。
今回も、まともに影響を受けてしまったウッドショック。
とくに倉庫などは特殊な梁材などを要するため、高価なのはもちろん、木材の納期にも数ヶ月と掛かってしまいました・・・。
徐々にウッドショックの影響は落ち着きつつあるとの話も聞きますが、まだまだ油断は禁物です。
また、今回の外壁は金属鋼板で作られたもの。屋根に使われるトタンを壁にも使いました。
色も様々あり、お施主様もかなり悩まれたようです(笑)。
リンゴの収穫が落ち着くと、今度はリンゴの選果が始まります。
この倉庫で少しでも暖かくして作業して頂き、ぜひ美味しいリンゴを皆様にお届けして頂けたら幸いです。
ホームセンターの入り口前には除雪道具がずらりと並んできました。
靴のところへ行きますと長靴がいっぱい。車のコーナーへ行きますとスタットレスタイヤが・・・。
冬はすぐそこですね。
そんな中、「高屋のお家」無事にお引き渡しすることが出来ました。
着工から約3ヶ月。
ちょうど真夏の猛暑の中での作業が多かったですが事故やケガもなく、そしてお施主様からも大満足のお声も頂き、今やっと一つの仕事をやり遂げた達成感とお施主様に満足頂けた事にホッとしております。
お施主様はたくさんのハウスメーカーや工務店のイベントや見学会に参加され、お家のことについてとても勉強されておりました。
そんな中でも当社にご縁があり、当社のこだわりやコンセプト、また特に力を入れて取り組んでる「長期優良住宅」や「省令準耐火構造」などにも興味を示され、結果当社で新築させて頂けることに決めて頂きました。
大変感謝しております。
お施主様夫婦お二人と、とても可愛い娘さん。このお家で明るく楽しくお住まいして頂ける様子が今から目に浮かびます。
私も魂を込め、精一杯全力でこのお家を造らせて頂きました。
末永く大切にお住まい頂ければ私も幸いです。
またこれからが長い本当のお付き合いが始まります。
お家も近所ですし(笑)、何か気になることがあった際にはすぐにお伺いさせて頂きます。
岩木山の紅葉が色付き始めてきました。
・・・っと思いきや初雪までも。
北海道では平地でも積雪があったようですが、もう時期ここにも雪がやってきそうですね。
そんな岩木山の麓、弥生では倉庫の柱建てが行われました。
雨の中での作業でしたが、事故も怪我もなく、無事に上棟出来て何よりです。
倉庫は住宅と異なり工程や作業の内容は違いますが、一番意識する必要があるのが構造材が「あらわし」な事。
住宅では柱や梁、土台などの構造材や下地材が壁紙などで隠れてしまいますが、倉庫などはそのまま構造材を露出させ骨組みを見せる「あらわし」にすることが多いです。
昔、内装材が今ほど普及してない頃の住宅は全て構造材が「あらわし」でした。「あらわし」で施工することは難しく、伝統的な大工の技術で木の性質を知り尽くす必要があります。
倉庫だとは言え、決して仕事は侮れません。
木部が「あらわし」である以上、大工の腕の良し悪しが分かってしまいます・・・(笑)。
「弥生の倉庫」、木部が「あらわし」でも自信を持ってお引き渡し出来るよう、引き続き頑張って行きます。
ようやく新型コロナの感染が落ち着きを見せてきました。
かと言って、新型コロナ感染前の状態にまで戻るのはまだまだ先のようにも感じられます・・・。
早く元通りの生活に戻りたいですね。
そんな中、「高屋のお家」ついに完成致しました。
土蔵の解体工事から始まり、7月の猛暑の中での基礎工事。
お盆過ぎには上棟をし、そして秋が深まる今ようやく完成する事が出来ました。
これからは日も短くもなり、そして何時雨が降ってもおかしくない天候が続く前に、外構工事まで完成出来たことに一先ずホッとしております。
今後は弘前住宅センターや税務課、上下水道部や東北電力など、様々な検査を受けなければいけません。
もちろん何も指摘されることは無いとは思っていますが・・・、お引き渡しの最後の最後まで気を引き締め、もうしばらく頑張って行こうと思います。
いよいよ紅葉シーズンとなってきました。岩木山も紅く色ずく頃ですね。
とうとうCMでもスタッドレスタイヤの広告が映るようにもなりました・・・。
間違いなく冬へ一歩一歩近づいております。
そんな中、「高屋のお家」では和室に建具が納められました。
最近のお家の建具は、ほとんどが建材メーカーが販売してます既成品。建具屋さんが造る建具など、今の新築ではほぼ見られなくなってきました。
建具とは、いわゆる開きドアや引戸、折れ戸といった、お家の扉関係の事。
昔は全ての建具は建具職人お手製でしたが、デザインやクオリティーの均一、そして何よりコストを抑える為、今では既成の建具がほとんどです。
また、我々大工も既成品の建具が使われるようになってから、仕事や作業が楽になっていることは確かな事。
それと同時に建具職人も年々減少していってるのも確かな事実です。
建具職人とは建具師と言われるほど昔古来からの職人。木に特殊なほぞを用いて釘一本も使わず物を造る、手に多種多様な技が光る職人です。
また仕事は大工の仕事に近いところもありますが、特にノミやカンナなどの手法や木を美しく引き立たせる技術などは大工以上の技があります。
弊社でも建具はほぼ既成品ですが、和室の建具だけは建具屋さんに造って頂いてます。
建具師の技術をいつまでも残して欲しいのと、たまに私も建具師の技を見たいからです(笑)。
和室は後は畳を敷いて完成です。
もちろん畳も今は既製品が主流になってきてますが、弊社では畳も畳職人に造って頂くことにこだわりを持っています。