お知らせ
とうとう一年の最後の月、師走を迎える事となりました。
残り30日ほどの日数もあっという間に過ぎ去るかと思います。一年って早いですね・・・。
残り数日、やり残したことはないか今年を振りかえり、歳の瀬は慌ただしくならないようにしたです。
そんな中、今年も東京ビックサイトで開催される「ジャパンホームショー2025」に行って参りました。
今年も約350社ほどの出店があり、各商社やメーカー、工務店までもが各自開発されました新建材などをアピール、宣伝をしておりました。
時代が変われば住宅に使用する建材も変わり、5年ほど前のコロナ禍は「抗菌」、「殺菌」、「手洗い」などを推奨する建材が圧倒的でしたが、今回は一転「ペットと同居」や「自宅にもサウナ」、また多忙な主婦のための掃除しやすい住設機器など、建材が少しずつ「家の中を癒す物」に変わったように感じました。
断熱材や気密材などの新商品はあまり見られなく、それら性能にはすでに限界を迎えているのかもしれませんね・・・。
毎度、行く度に「これは当社で採用してみよう」とか「一度現場で使ってみよう」など課題を思案させられますが・・・、「こんなのを発明したら儲けるんだろうなぁ・・・」ってのもたまに考えさせられます(笑)。
今回の「ジャパンホームショー」も一際目立っていたのは「AI」を駆使した現場管理。
工事現場をAIがカメラで監視し、AIが工程表を作成し、AIが資材を発注。そしてAIが施工業者を手配し、AIが作業内容を説明する・・・。
各種メーカーが競ってAIをアピールしておりました。
これからの家づくりには棟梁や現場監督は必要なく、我々職人はAIに操られる。そのうち職人がAIに怒られる時代にもなるかもしれませんね(笑)。
職人が造る家ではなく、AIが造る家。
職人の工務店ではなく、AIの工務店。
ここ地元弘前の家づくりだけでもそうならないよう、AIには決して負けないよう、職人の魂を持った家づくりを引き続き邁進して行きたいと思います。

