お知らせ
梅雨入りしたと言うのに連日の快晴。直射日光がだいぶキツイ時期となりました。
雨が少ない分、今年も水不足と言われる夏が来るのでしょうか・・・。
去年の今頃のような、被害が出るほどの大雨にはなって欲しくはないですね。
そんな中、「高屋のお家」、暦の上では建築吉日、無事故無災害で無事に上棟致しました。
住宅でこの大きさの平屋は初めて。大工6人で柱建てを行いましたが、どうにかギリギリ屋根まで終わらせることが出来ました。
屋根が通常のお家の2倍くらいあり、また太陽光パネルを設置する関係で屋根の勾配が急なため、屋根を造るのに予想以上に手間取ってしまいました・・・。
もう大工さんを1人~2人ほど多くしておけばと次回への反省点にしたいと思います。
今年の上棟はこれで3棟目。
このお家からはお引き渡しをお盆までに間に合わせることが出来ませんが、お盆までにはあらかたの工事を完成させ、お盆明けには仕上げ工事や各種竣工時の検査など行い、お約束の9月早々までには余裕を持ったお引き渡しをしたいと考えております。
今回の「高屋のお家」はZEH住宅。当社では初めてとなる太陽光パネルを搭載した「ゼロ・エネルギーハウス」となります。
分からないことも多く、ひとつひとつ確認しながらの段取りとなりますが、アドバイスをくれる建材屋さんのお力を頂き、そして自分でも勉強しながら当社初のZEH住宅、成功させたいと思います。
津軽地方も梅雨入りが発表されました。今日もどんよりな曇り空です。
昨年よりも梅雨入りが5日ほど早いとの事。
厳しい暑さの夏が来るのも早そうですね・・・。今から恐怖です・・・(笑)。
そんな中、「大沢のお家」、無事にお引き渡しをする事が出来ました。
「あの・・・、大工さんですか・・・?」。初めての出会いは一本の電話からスタート。
3年ほど前に新築工事をさせて頂いたお施主様から電話番号を聞いたとの事で、新築の相談にのって欲しいとの事でした。
いろんなハウスメーカーや工務店とも相談したが、今のウッドショックや物価高騰の影響で予算や土地、お家のこだわりなどでなかなか条件が合う工務店が無いとのことで相談を受けさせて頂きました。
当社としても、何とかそのマイホームの夢を叶えさせてあげたく、白紙の状態にして一から図面を起こし、その後に資金計画や返済計画を組み、そして最後に、この金額であれば住宅ローンを返済していけるとご納得を頂いたうえで契約、工事着工と進めさせて頂きました。
もともとは畑で、上水道も下水道も無く、また電気も無いような場所でしたが、協力業者さんのたくさんの協力を頂いて新たに電柱を埋設したり、上水道を引き込みしたりと、土地の開発工事からスタートさせて頂きました。
また、少しでも予算を削る為、お施主様のご両親がリンゴの木を抜いてくれたり、盛土をしてくれたりと、家族総出の協力が今回の「大沢のお家」の完成に結びつけたと感じております。
お施主様のご両親に本当に感謝です。
お施主様も自らいたるところに足を運んでくれて、お陰で私も大変助かりました。ありがとうございました。
やっとの思いで完成させることが出来た夢のマイホーム。当社も細かいところまで気を抜かず丁寧に、そしてそこに魂を込めて完璧にお家を仕上げさせて頂きました。
これからが本当に長いお付き合いのスタート。
いつまでも大切にお住まいして頂ければ私としても幸いです。
関東は梅雨入りしたようですね。
もう1~2週間もすればここ津軽も梅雨に入るでしょう・・・。
傘マークが続く天気予報、テンションは少し下がりますよね・・・(笑)。
そんな中、「大沢のお家」ついの完成いたしました。
3月の末、雪解けと同時に基礎工事が着工し、弘前公園の早咲きの桜が満開の頃に上棟。そして入梅を迎える初夏の今日、ようやく完成する事が出来ました。
今年まずは新築工事一棟目となる「大沢の現場」、無事故無災害で完成を向かえることが出来たのが何よりの安堵。
途中、強風に悩まされた、そしてリンゴの農薬散布にも悩まされましたが・・・(笑)、お施主様が芯から納得できるお家を完成させられる事が出来たのも当社社員、協力業者、そしてお忙しい中打ち合わせに協力してくださいましたお施主様。皆様の協力をもって無事に完成を完璧に期すことが出来たことに深く感謝いたします。
後は外の基礎の仕上げ工事や、外構工事だけが残っておりますが、外の工事も完璧に仕上げ、お引き渡しを迎えたいと思います。
田植えが最中盛んに行われておりますが、水が張って田植えがまだの田んぼは「逆さ富士」ならぬ「逆さ岩木山」が綺麗に映し出されております。
岩木山の雪形も残りわずかとなってきました。
これからいよいよ本格的な夏が来そうですね。
そんな中、地元の農家さんからもたくさんのお仕事を頂いており、収穫の秋へ向け、収穫物を保存する倉庫などの改修工事も次々と進んでおります。
今回の工事は、倉庫の中へフォークリフトで入れるようにと入口を設ける改修工事。
倉庫はかなりの年代を感じ、築年数も70年は優に超えてるかと思います。
壁は下見板張り。そして梁は合掌梁。時代を感じます。
現在、一般的な外壁と言えばサイディング貼り、一昔前はモルタル壁、そのさらに昔の外壁は下見板張りが多かったと思われます。
下見板にはヒバ材が使われており、70年を超えてもヒバの香りはそのままでした。
いくら雨風に晒されても風通しが良ければ木はずーっと腐らず残るんですね・・・。改めて木の凄さを実感できます。
そして合掌梁。私が工業高校の時は「真束小屋組み」とも教わりましたが、
現在の梁は集成材や鉄骨が主流のため、大きさや長さ、太さなどは自由に作れますが、集成材や鉄骨が無かった時代には大スパンの建物を造る際、木材一本一本に細工をして、一つの大きな梁材を造っていました。それが合掌梁です。
とにかく昔の大工さんは本当に腕と頭が良かったんですね・・・(笑)。
同じ大工を生業にしてても、私には出来ない技です・・・(笑)。
全て新しい木材を使って仕事をする新築工事も楽しいですが、古い木材にひと手間を加え、昔の知恵と技を学習しながらやる仕事もまた格段に楽しいです(笑)。