お知らせ
10月も終盤に差し掛かると稲刈りも一段落されたようで、精米されたお米がご家庭へ宅配されてる様子が良く見かけるようになりました。
あんなに暑かったのに、今では長袖が必須。朝晩は暖房とジャンパーも欲しくなってきました。
先日ジャンパーを買いに行ったら・・・、今の若い世代はジャンパーって言わないそうですね。死語だそうです(笑)。
そんな秋も深まってきた頃、「黒石の平屋」も無事に上棟致しました。
最近は流行ともなっている平屋のお家。
弘前市内でも平屋の新築が多く見られるようになりました。
当社へいらっしゃるお客様も、「本当は平屋がいいんだけど・・・」から話が始まることも多くなりました(笑)。
戦後、日本の住宅は「サザエさん」のお家のように和室続き間の平屋ばかりでしたが、高度経済成長期を境に子供たち一人一人に勉強部屋を持たせたく、1階は家族団らんの居間で2階は個室といった、パブリックとプライベートを上下で分離した家づくりへと変わっていきました。
しかし、ここ最近では少人数世帯も増え、バリアフリーや高齢化、また広いお家は必要ないと言った考え方から平屋が増えてきているのかと思われます。
正直、私も、もし今度家を建てるなら平屋が良いなぁ~って思っています(笑)。
もちろん平屋は贅沢なお家。
2階建てに比べると屋根や基礎の面積が大きくなる分建築費用も高くなるし、また周囲の建物に影響を受けて日当たりが悪かったり、プライベートルームが道路や隣家から見えやすかったりするので、建築する際には2階建てのお家以上に打ち合わせに時間を要したりします。
でも平屋のお家、憧れますね・・・。
「黒石の平屋」、11月中頃までには木工事を完成させ、それからは内装工事。外構工事も雪が降ることも考え、早めに完成させたいと考えております。
これからは紅葉も見頃で、弘前城では「菊と紅葉まつり」も始まりますが、いっぽう天気はいつ雨や雪が降ってもおかしくない季節。
天気と気温を考慮しながら、無事故無災害を念頭に工事を進めて行きたいと思います。
秋彼岸が過ぎれば本格的な秋とは言うものの、すでにエアコンは冷房から暖房へ、そして薪ストーブのお家では煙突から白い煙が立ち上っております。
近年では夏は長く秋は短いと聞いていましたが・・・、今年は特に実感させられます。
そろそろ冬支度の事も考えないといけませんね。
そんな中、旧暦8月1日、お岩木山のお山参詣に参拝に行って参りました。
日頃お世話になっている岩木山神社。毎年恒例、初詣とお山参詣には参拝させて頂いてます。
宅建取引士と大型特殊免許の試験前日もお参りさせて頂きました(笑)。
今年は生憎の雨天ではありましたが、参拝者は変わらず大勢で賑わっておりました。
「五穀豊穣」を祈願するとされるお山参詣ですが、あえて私は「無事故無災害」、そして厚かましくも「商売繁盛」を祈願しています。
お岩木山の神様も、その日に限ってはそぐわないお願い事だと思ってるかもしれませんが・・・、毎年叶えさせて頂いております(笑)。
参拝の後には、毎年参道で売られているお酒「岩木神威」。
今年はご利益が多かった分、少し奮発して純米大吟醸にさせて頂きました(笑)。
山廃仕込みなだけあって味は濃厚で辛口。お家もお酒も職人が手を掛けてじっくり造るものが一番良いのです(笑)。
10月にも入り、当社も今季後半戦がスタート。来年のお山参詣でも「純米大吟醸」が呑めるよう引き続き精進して参ります。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは全くの本当で、秋彼岸を機にすっかりと秋らしい涼しさとなりました。
でも油断してはいけないのが体調管理。この時期風邪を引く人も多いようです。
私は食欲が増す分、食べすぎには十分注意しております(笑)。
そんな中、私が所属、役員を務めさせて頂いてる組合にて、今年も「カルチャーロード2025」に木工教室を出店しました。
作成するものは昨年と同じく小さな椅子。
毎年、作成するものを検討するのですが・・・、でも結局は小さな椅子になってしまいます(笑)。
今年も小学生、特に低学年が多かったような気がしますが、金づちの使い方に悪戦苦闘されておりました。
今年も50人の小学生限定で木工教室をさせて頂きましたが、参加された子供全員が少しでも建築に興味をもってくれて、その中の1人か2人でも大工の職人の道へ進んでくれたら幸いと思っています。
昨今の建築現場では、常日頃から「若手の職人不足」だと騒がれておりますが、この問題解消に当組合の活動が少しでも役に立って頂ければ冥利に尽きます。
稲刈りシーズンが始まりました。コンバインが縦横無尽に動いております。
米が高騰している昨今ですから、これで少しでも米の価格が下がると嬉しいですね。
美味しいお米と日本酒、期待しております。
そんな中、天気は秋晴れ、時折秋らしい涼風を感じながら「文京町のお家」が無事に上棟致しました。
この場所は弘前大学や弘前学院大学の通学路になっており、通学の妨げや学生さんへの安全も配慮して、大型クレーンや大型重機を使わず、全て手作業にて柱建てを行いました。
久々のクレーンを使わずの柱建てでしたので当然ながら疲れましたが・・・(笑)、大工の応援の皆さんの頑張ってくれた甲斐もあり、一日で屋根まで完成させることが出来ました。
近年は一般住宅でも柱建ての際はほぼクレーンを使用しており、クレーンの先端が見えると何処かで柱建てをしてるなぁ・・・と思わされます。
逆を言えば昔は柱建てでもクレーンは使っておらず、その分柱建てと言えば大工以外の職人や近所の人など総出で柱建てをしていたようです。良き時代でしたね(笑)。
来月の中頃には内装工事を始め、11月早々には完成。
お約束通り雪が降る前のお引き渡しには余裕を持って間に合わせることが出来そうです。
これからは本格的な秋。いつ降雨や台風が来てもおかしくない季節。
学生街でもあるため近隣の安全には十分配慮して工事を進めて行きたいと思います。
まだまだ残暑が厳しい日々が続きますが、各種イベントでは秋らしい催しも段々と増えて参りました。
先日からは大相撲もいよいよ秋場所。プロ野球のペナントレースも終盤。
外の気温以外は秋らしさを感じております(笑)。
そんな中、先日「青森県産スギで家を建てる体感バスツアー」に妻と一緒に参加して参りました。
主催は地域県民局・農林水産部。
参加者には県職員さんをはじめ、木が好きな一般の方。私のような大工さんも数名参加されておりました。
毎年開催されているのは知っていましたが・・・、参加するのは初めてです。
当社で造る住宅に構造材では県産材はほぼ使われておりません。
主に、スプルース、レッドウッド、米ツガ、米松、パイン、・・・など、海外から輸入された木材を主流に使っております。
理由は簡単で、県産材に比べ安価で、丈夫で、腐りにくくて、狂いにくくて、強くて、・・・まだまだ理由がありますが、この辺の材木屋さんでは県産の木材を在庫として売ってないのも大きな理由の一つだと思います。
しかしながら、この地域の風土と気候に適した木材であることには間違いないと、今回のツアーで深く勉強させられたと感じております。
「青森スギ」、「青森ヒバ」、「青森カラマツ」、構造材として使える木材は主にこの3種類ですが、県産材に興味があり、また木の質にご理解があるお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ県産材のお家づくりにも挑戦したいと考えております。





