お知らせ
いよいよ夏本番に近づいてきた感じですね。
田植えシーズン中は心地いい風が気持ち良かったですが、今は蒸し暑い!。
今年の夏は平年より暑いとか・・・(涙)。暑いのと虫は大の苦手です・・・。
そんな中、「弥生のお家」もいよいよ解体工事が始まりました。
お施主様とは昨年も車庫を建築させて頂き、今年は住宅と昨年同様に大変お世話になっております。
解体する古いお家は100坪以上もあり、普通の民家の倍以上はあるでしょう。
また、築年数は不明ですが、内装の壁は土壁、構造には丸太の小屋梁なども使われており、たぶん築80年くらいの建物だと思います。
そして、解体を進めて行くと所々からは新しい木材が出てきます。これは屋根などを修繕した後。
岩木山の麓でもある弥生の豪雪の被害によって、幾度となく屋根を修理していたことが分かります。
お風呂とトイレは増築した後がありました。
大昔、この地域の家では、中にお風呂やトイレは造らなかったのでしょう。
解体しているとタイムスリップをしたかのように、このお家の歴史が次々とわかってきます。
それをお施主様にも伝え、そうしながら楽しく仕事させて頂いてます(笑)。
まだもう少し解体工事はかかりそうですが、解体が終わり次第、すぐに基礎工事に掛かる予定です。
いよいよ田植えシーズンが始まりましたね。
稲の苗がぎっちりと積まれた軽トラックが農道を走りまわっております。
新米のご飯はもちろん、新米での新酒も楽しみです(笑)。
そんな中、「隣のお家」、無事上棟致しました。
大安吉日と建築吉日が重なった晴れの日ともあって、気温は暑くもなく、天気は快晴、無事故無災害で作業することが出来ました。
何よりも現場が隣なのでとても楽(笑)。
忘れ物の心配をすることなく、歩いて10秒で現場に行くことができ、とても助かります。
ただ弊社の事務所からは現場が丸見え・・・。
従業員や協力業者の皆さんは、気を使いながら緊張して作業しているのが見え見えです(笑)。
可哀そうですが・・・、たまには緊張した仕事も大切です!。
お盆までにはお引き渡しすることを約束しております。
あと二ヶ月と少しでお盆ですが、段取りや工程を細かく詰め、それまでには余裕をもってお引き渡しできるようしたいと思います。
各小学校では運動会が真っ盛りです!。
子供たちは一生懸命頑張っていますが、ただ見ていて一つ気がかりなのが子供たちのマスク・・・。
外でのイベントなのでマスクは必要無いかと思いますが・・・、早く以前の生活スタイルに戻りたいですね。
そんな中、今年は目立って多い工事と言えば屋根の軒折れの修理です。
数年前の大雪だった年も屋根の被害は多かったですが、今年も一段と目立っております。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
屋根の軒折れの修理には、大工と屋根屋さんとの息の合った連携が必要です(笑)。
工事も同時に行う必要があり、それに合わせて天気が良い日でないと工事が出来ないのはもちろん、屋根ですので一日で工事を終わらせる必要があります。
今回の軒折れ修理も、弊社従業員の大工と、長年のお付き合いがあります屋根屋さんと呼吸を合わせて作業をしております。
また昔と違い、今は使ってる木材も太く頑丈になっていますので、今回修理した屋根に限っては今後壊れることは無いと思います。
リフォームやリノベーションの工事とは違い、雪の被害での工事はお客様にとって予期せぬ工事であり、工事代金は思わぬ出費となりますが・・・、火災保険等で保障される内容の物もありますので、まずは弊社にでもご相談頂けましたら幸いです。
弘前公園の桜まつりも終わり、GWも明日一日となりました。
連休中、昨年に比べれば少し遠出もしましたが、まだちょっと旅行とかは気が引けちゃいますよね・・・。
早くコロナ前のような生活に戻れることを切に願うばかりです。
そんな中、連休中も仕事ではありましたが、少し仕事をサボってりんご公園を散策しに行きました。
目的はリンゴの花ではなく、敷地内にある古民家「旧小山内家住宅」。
4年ほど前、「伝統再築士」の資格を取得して以来、古民家には触れ合う機会もありませんでしたので、復習も兼ねて見学してきました。
津軽の古民家住宅で好きな居室は「まげ」と言われる場所。
この辺の年配の大工さんたちは、屋根裏部屋やロフトのことを「まげ」と言う人もいますが、
古民家住宅では馬小屋の屋根裏部屋のことで、そこには使用人、津軽弁では「かれご(借子)」と言われる人が寝泊まりしていたそうです。
使用人は朝から晩まで農作業を手伝い、その代わりに些細な食事を頂き、馬小屋の屋根裏部屋で寝させてもらう。
昔の人は凄いなぁと改めて感じさせられます。
昔の家主と使用人との関係、「おおやけ」の家の造り方や生活環境、勉強していて楽しいです。
ただ、当時の生活を体験してみたいとは思いません・・・(笑)。
私の祖父は、おおやけの家で「かれご」をしており、父はそこの「まげ」で産まれたと聞いたことがあります。
今度は他の古民家住宅の「まげ」も見学してみたいです。