お知らせ
稲刈りシーズンが始まりました。コンバインが縦横無尽に動いております。
米が高騰している昨今ですから、これで少しでも米の価格が下がると嬉しいですね。
美味しいお米と日本酒、期待しております。
そんな中、天気は秋晴れ、時折秋らしい涼風を感じながら「文京町のお家」が無事に上棟致しました。
この場所は弘前大学や弘前学院大学の通学路になっており、通学の妨げや学生さんへの安全も配慮して、大型クレーンや大型重機を使わず、全て手作業にて柱建てを行いました。
久々のクレーンを使わずの柱建てでしたので当然ながら疲れましたが・・・(笑)、大工の応援の皆さんの頑張ってくれた甲斐もあり、一日で屋根まで完成させることが出来ました。
近年は一般住宅でも柱建ての際はほぼクレーンを使用しており、クレーンの先端が見えると何処かで柱建てをしてるなぁ・・・と思わされます。
逆を言えば昔は柱建てでもクレーンは使っておらず、その分柱建てと言えば大工以外の職人や近所の人など総出で柱建てをしていたようです。良き時代でしたね(笑)。
来月の中頃には内装工事を始め、11月早々には完成。
お約束通り雪が降る前のお引き渡しには余裕を持って間に合わせることが出来そうです。
これからは本格的な秋。いつ降雨や台風が来てもおかしくない季節。
学生街でもあるため近隣の安全には十分配慮して工事を進めて行きたいと思います。
まだまだ残暑が厳しい日々が続きますが、各種イベントでは秋らしい催しも段々と増えて参りました。
先日からは大相撲もいよいよ秋場所。プロ野球のペナントレースも終盤。
外の気温以外は秋らしさを感じております(笑)。
そんな中、先日「青森県産スギで家を建てる体感バスツアー」に妻と一緒に参加して参りました。
主催は地域県民局・農林水産部。
参加者には県のお役人さんをはじめ、木が好きな一般の方。私のような大工さんも数名参加されておりました。
毎年開催されているのは知っていましたが・・・、参加するのは初めてです。
当社で造る住宅には県産材はほぼ使われておりません。
主に、スプルース、レッドウッド、ツガ、米松、パイン、・・・など、海外から輸入された木材を主流に使っております。
理由は簡単で、県産材に比べ安価で、丈夫で、腐りにくくて、狂いにくくて、強くて、・・・まだまだ理由がありますが、この辺の材木屋さんでは県産の木材を在庫として売ってないのも大きな理由の一つだと思います。
しかしながら、この地域の風土と気候に適した木材であることには間違いないと、今回のツアーで深く勉強させられたと感じております。
「青森スギ」、「青森ヒバ」、「青森カラマツ」、構造材として使える木材は主にこの3種類ですが、県産材に興味があり、また木の質にご理解があるお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ県産材のお家づくりにも挑戦したいと考えております。