お知らせ
関東は梅雨入りしたようですね。
もう1~2週間もすればここ津軽も梅雨に入るでしょう・・・。
傘マークが続く天気予報、テンションは少し下がりますよね・・・(笑)。
そんな中、「大沢のお家」ついの完成いたしました。
3月の末、雪解けと同時に基礎工事が着工し、弘前公園の早咲きの桜が満開の頃に上棟。そして入梅を迎える初夏の今日、ようやく完成する事が出来ました。
今年まずは新築工事一棟目となる「大沢の現場」、無事故無災害で完成を向かえることが出来たのが何よりの安堵。
途中、強風に悩まされた、そしてリンゴの農薬散布にも悩まされましたが・・・(笑)、お施主様が芯から納得できるお家を完成させられる事が出来たのも当社社員、協力業者、そしてお忙しい中打ち合わせに協力してくださいましたお施主様。皆様の協力をもって無事に完成を完璧に期すことが出来たことに深く感謝いたします。
後は外の基礎の仕上げ工事や、外構工事だけが残っておりますが、外の工事も完璧に仕上げ、お引き渡しを迎えたいと思います。
田植えが最中盛んに行われておりますが、水が張って田植えがまだの田んぼは「逆さ富士」ならぬ「逆さ岩木山」が綺麗に映し出されております。
岩木山の雪形も残りわずかとなってきました。
これからいよいよ本格的な夏が来そうですね。
そんな中、地元の農家さんからもたくさんのお仕事を頂いており、収穫の秋へ向け、収穫物を保存する倉庫などの改修工事も次々と進んでおります。
今回の工事は、倉庫の中へフォークリフトで入れるようにと入口を設ける改修工事。
倉庫はかなりの年代を感じ、築年数も70年は優に超えてるかと思います。
壁は下見板張り。そして梁は合掌梁。時代を感じます。
現在、一般的な外壁と言えばサイディング貼り、一昔前はモルタル壁、そのさらに昔の外壁は下見板張りが多かったと思われます。
下見板にはヒバ材が使われており、70年を超えてもヒバの香りはそのままでした。
いくら雨風に晒されても風通しが良ければ木はずーっと腐らず残るんですね・・・。改めて木の凄さを実感できます。
そして合掌梁。私が工業高校の時は「真束小屋組み」とも教わりましたが、
現在の梁は集成材や鉄骨が主流のため、大きさや長さ、太さなどは自由に作れますが、集成材や鉄骨が無かった時代には大スパンの建物を造る際、木材一本一本に細工をして、一つの大きな梁材を造っていました。それが合掌梁です。
とにかく昔の大工さんは本当に腕と頭が良かったんですね・・・(笑)。
同じ大工を生業にしてても、私には出来ない技です・・・(笑)。
全て新しい木材を使って仕事をする新築工事も楽しいですが、古い木材にひと手間を加え、昔の知恵と技を学習しながらやる仕事もまた格段に楽しいです(笑)。
田植えシーズン真っ盛り。どの田んぼも田植え機が縦横無尽に走り回っております。
今時期ともなると夜は窓を開けて涼むことも多くなり、かえるの合唱を聞きながら眠ることもしばしば。
今の時期が暑くもなく一番過ごしやすい感じがしますね。
そんな中、「高屋のお家」はいよいよ着工致しました。
今回のお家は平屋。約40坪もある平屋ですから基礎の面積は普通の家の倍ほどあります。
今着工しました現場の後ろのお家は昨年工事させて頂きましたお家。そのまた後ろのお家は約4年ほど前に工事させて頂きましたお家。さらにはお向かいのお家は一昨年工事させて頂いたお家。
弊社で施工させて頂いたお家ばかりがズラリと並んでおり、廻り近所みなさんお得意様と言う安堵感と、恥ずかしくない仕事をしなければいけないという緊張感とが入り乱れながら現場を進めております(笑)。
また今回の「高屋のお家」のお施主様も、3年ほど前に新築されましたお得意様のご紹介。その方の信用も落とすまいとさらに気を引き締めております!。
6月中旬の吉日には上棟。そしてお盆が過ぎた8月末には完成。お約束通り9月中には余裕をもってお引き渡しをしたいと考えております。
完成まで引き続きお付き合い宜しくお願い致します。
あっという間に桜祭りも終わり、ゴールデンウィークも過ぎ、五月も下旬に入ってしまいました。
しばらく現場での作業が続き、忙しさでこの「おしらせ」を更新することも出来ずにいましたが、やっとひと段落。
引続き、ブログ更新も頑張っていきます!。
そんな中、「五代のお家」も無事に上棟することができました。
床面積が50坪を超えるお家を建てるのは、なんと4年ぶり。
こんな大きいお家の柱建ては少しブランクがあり、大工8人での柱建て作業でしたが・・・、さすがに1日では全ての屋根を完成させる事が出来ませんでした・・・。
次の日には屋根まで完成し、その翌日には屋根のトタン工事までも終了。いつ雨が降っても良いよう屋根だけは最優先をして完成させるよう段取りをしております。
また上棟後は家の中の工事よりも、外部の工事が優先。少なくとも外部の工事が終わるまでは私も釘袋を下げ、大工仕事に専念するつもりです!。
現場では藤の花が綺麗に咲いておりました。花言葉は「恋に酔う」・・・。
柱建ての際にお施主様から頂くお酒ではいつも酔いますが・・・、恋に酔ったことは・・・(笑)。
「五代のお家」、6月中で木工事終了、7月中での完成、そしてお約束通りお盆前には余裕を持ったお引き渡しを考えております。
もうしばらくのお付き合い、宜しくお願い致します。
弘前公園の桜。記録的な早さでの満開。
桜が散り始めてからの「弘前さくらまつり」準祭り体制なんて初めての経験です。
今年は桜が咲くのも早いですが、連日の強風で桜が散るの早そうですね・・・。
そんな中、大安吉日に「大沢のお家」、強風の中無事に上棟致しました。
早朝は雨。そしてお昼前には雨が止み、その後は強風。夕方に黄砂が飛んできてとても賑やかな上棟でした(笑)。
しかしながら無事故無災害で無事に棟上げまで終えた事がなにより。屋根まで完成する事が出来ました。
最後にはお施主様のはからいで一人一人に折詰とお酒が振舞われました。
ご自宅の上棟と言うハレの目出度い日に、お施主様と我々職人とが唯一コミュニケーションが取れる時間でもあります。
上棟・柱建ての仕事は重い柱・梁を持ち、また高所での危険な作業ともあって肉体的にも精神的にもものすごく疲れる作業です。
大工にとって柱建ては一番疲れますし、気も使います。そして緊張もします。
しかしお施主様から頂ける折詰を肴に、夜の祝杯を楽しみに仕事しているのも事実です(笑)。
今回の頂いた折詰も大変に美味しかったです。
ありがとうございました。