お知らせ

2022-05-07 11:51:00
「りんご公園」散策

弘前公園の桜まつりも終わり、GWも明日一日となりました。

連休中、昨年に比べれば少し遠出もしましたが、まだちょっと旅行とかは気が引けちゃいますよね・・・。

早くコロナ前のような生活に戻れることを切に願うばかりです。

 

そんな中、連休中も仕事ではありましたが、少し仕事をサボってりんご公園を散策しに行きました。

 

目的はリンゴの花ではなく、敷地内にある古民家「旧小山内家住宅」。

4年ほど前、「伝統再築士」の資格を取得して以来、古民家には触れ合う機会もありませんでしたので、復習も兼ねて見学してきました。

 

津軽の古民家住宅で好きな居室は「まげ」と言われる場所。

 

この辺の年配の大工さんたちは、屋根裏部屋やロフトのことを「まげ」と言う人もいますが、

古民家住宅では馬小屋の屋根裏部屋のことで、そこには使用人、津軽弁では「かれご(借子)」と言われる人が寝泊まりしていたそうです。

 

使用人は朝から晩まで農作業を手伝い、その代わりに些細な食事を頂き、馬小屋の屋根裏部屋で寝させてもらう。

昔の人は凄いなぁと改めて感じさせられます。

 

昔の家主と使用人との関係、「おおやけ」の家の造り方や生活環境、勉強していて楽しいです。

ただ、当時の生活を体験してみたいとは思いません・・・(笑)。

 

私の祖父は、おおやけの家で「かれご」をしており、父はそこの「まげ」で産まれたと聞いたことがあります。

 

今度は他の古民家住宅の「まげ」も見学してみたいです。