お知らせ
2021-10-20 05:28:00
岩木山の紅葉が色付き始めてきました。
・・・っと思いきや初雪までも。
北海道では平地でも積雪があったようですが、もう時期ここにも雪がやってきそうですね。
そんな岩木山の麓、弥生では倉庫の柱建てが行われました。
雨の中での作業でしたが、事故も怪我もなく、無事に上棟出来て何よりです。
倉庫は住宅と異なり工程や作業の内容は違いますが、一番意識する必要があるのが構造材が「あらわし」な事。
住宅では柱や梁、土台などの構造材や下地材が壁紙などで隠れてしまいますが、倉庫などはそのまま構造材を露出させ骨組みを見せる「あらわし」にすることが多いです。
昔、内装材が今ほど普及してない頃の住宅は全て構造材が「あらわし」でした。「あらわし」で施工することは難しく、伝統的な大工の技術で木の性質を知り尽くす必要があります。
倉庫だとは言え、決して仕事は侮れません。
木部が「あらわし」である以上、大工の腕の良し悪しが分かってしまいます・・・(笑)。
「弥生の倉庫」、木部が「あらわし」でも自信を持ってお引き渡し出来るよう、引き続き頑張って行きます。