お知らせ
2021-10-03 08:15:00
いよいよ紅葉シーズンとなってきました。岩木山も紅く色ずく頃ですね。
とうとうCMでもスタッドレスタイヤの広告が映るようにもなりました・・・。
間違いなく冬へ一歩一歩近づいております。
そんな中、「高屋のお家」では和室に建具が納められました。
最近のお家の建具は、ほとんどが建材メーカーが販売してます既成品。建具屋さんが造る建具など、今の新築ではほぼ見られなくなってきました。
建具とは、いわゆる開きドアや引戸、折れ戸といった、お家の扉関係の事。
昔は全ての建具は建具職人お手製でしたが、デザインやクオリティーの均一、そして何よりコストを抑える為、今では既成の建具がほとんどです。
また、我々大工も既成品の建具が使われるようになってから、仕事や作業が楽になっていることは確かな事。
それと同時に建具職人も年々減少していってるのも確かな事実です。
建具職人とは建具師と言われるほど昔古来からの職人。木に特殊なほぞを用いて釘一本も使わず物を造る、手に多種多様な技が光る職人です。
また仕事は大工の仕事に近いところもありますが、特にノミやカンナなどの手法や木を美しく引き立たせる技術などは大工以上の技があります。
弊社でも建具はほぼ既成品ですが、和室の建具だけは建具屋さんに造って頂いてます。
建具師の技術をいつまでも残して欲しいのと、たまに私も建具師の技を見たいからです(笑)。
和室は後は畳を敷いて完成です。
もちろん畳も今は既製品が主流になってきてますが、弊社では畳も畳職人に造って頂くことにこだわりを持っています。